9月中旬、ソムリエの友人とシャトー勝沼へ、ブドウの収穫体験とシャトー見学をしに山梨まで日帰りで行ってきました!
訪問日:2021年9月15日
この記事は ワイン初心者 中級者 向けです
私の生まれ育った千葉県北西部は、梨畑はたくさんありましたが、ブドウ畑はありませんでしたね~。友人に声をかけてもらったことが良いご縁になりました!
シャトー勝沼のブドウ収穫体験概要
シャトー勝沼では、収穫以外にも剪定体験や、瓶詰め体験も申し込みできるみたいですね。
最寄駅の勝沼ぶどう郷駅を出ると、もう一面に綺麗な畑が…!徒歩だと15分くらいで、シャトーに着きます。
季節柄、ブドウ以外の果物も生っていましたね。とことこ歩いてると、至る所にブドウ畑が!!普段は瓶に入ったワインしか見てないので、なんだか感慨深いです。
さて、見えてきました、シャトー勝沼。おしゃれで立派なシャトーですね。
ちなみに簡単な更衣室(というか会議室みたいな所)しかないので、すぐ作業できる格好で行った方が良さそうです。
汗だくになるので、着替えは持っていきましょう!
集合時間になって集まると、常連ぽい人たちもちらほら。
地元の人なのか、それとも体験リピーターなのか?慣れてそうな雰囲気が出ておりました。
私のような素人っぽそうな若者もいて(勝手にすみません)ちょっと安心したり。
甲州ブドウの特徴とは
さてさて、畑に歩いて移動します。今回は甲州の収穫体験です。畑は2ヶ所まわりました。
甲州ってグリ系品種なのは知ってたんですけど、こういう色味なんだ…!って改めて勉強になりました。ほんとに黒ブドウと白ブドウの中間色のような色み。
グリ系品種とは?
「グリ=灰色」という意味。
果皮は、茶色~青みがかったピンク色で、ワインは深い黄金色に微かにピンクのトーンを帯びた色合い、優しく穏やかな芳香が特徴となる。
グリ系の品種には他にも、ピノ・グリや、デラウェア、ゲヴェルツトラミネールも該当するそうです。
菱山甲州の特徴とは
味見程度の許可は出てたので、収穫しながら、ひとつぶ甲州をぱくり。
ん〜結構すっぱい!甲州ワインは、酸が強くないイメージでしたが、思ったより酸ありましたね。
今回収穫した畑は、菱山地区で1番標高が高い畑で、風通しがよく、なってるブドウに隙間があるのは、菱山甲州の特徴だそう。
菱山地区とは?
菱山は勝沼地区の最北で標高400ⅿ~600mの高さに位置。
1日の日照時間の長さ・水捌けの良さに加え、昼夜の寒暖差が大きい。
とくに山際の畑では、特有の冷涼感があり、引き締まったブドウになる。
畑には甲州以外にも、マスカットベリーAや、ブラッククイーン、メルロも植ってましたよ。
メルロの畑を通過した時に、なってる粒食べていいですよ〜と言ってもらえたので、ありがたくパクリ。
思ってた以上に小粒で甘かったですね。収穫終わった後の残ってた粒だから、過熟してたのかな?
自社畑と契約畑(ネゴシアン)のちがい
2ヶ所まわったうち、1番目の畑は自社畑で、2番目の畑は契約農家さんの畑だったのですが、ブドウの生り方がちがうんですよ!
自社畑の方は、ツタが葡萄棚のワイヤーに絡まったりしておらず、すごく収穫しやすかったのですが、
契約畑の方は、ツタとワイヤーが絡まっていたりするので、ブドウが変な場所から生ってたりしてて。
これは剪定が大きく影響するらしく…!なるほどなぁ〜と感心してしまいました。(もちろん、畑のほんの一部の話です!ほとんどは綺麗に生ってましたよ)
ブルゴーニュの生産者のものだと、ネゴシアンって聞くと、過敏に反応する人が一定数いる気がするのですが…こういう少しの違いがワインに表れるのかなぁと思いましたね。
ネゴシアンと言いながら、ブドウ栽培から自分で手掛けている生産者もいるので、一概には言えないですけどね…ネゴシアンでも素晴らしいワインをつくる生産者はたくさん居ますしね。
モリモリ収穫が終わったら、シャトーの見学をさせていただきました。
大きな圧搾機からは、むわ〜んとブドウの香りが。ブドウジュースとなって、これからワインになっていくのね…!となんだか感慨深いです。
収穫・見学が終わったら、お楽しみのランチタイムです~!お弁当と、シャトー勝沼のワインをいただきます(^^)
巨峰ロゼ(たしか販売前だと言っていたような)が結構おいしくて!甘めだけどお肉料理とも相性良くて、ガブガブ飲んでしまった…(帰りの電車は爆睡!)
また是非いきたいな~と思わせられた、シャトー勝沼でした!
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